「TokenChat(トークンチャット)」は、仮想通貨を利用した無料のSNSになります。アプリとしてリリース予定で、様々な人とコミュニケーションをとりながら自由に仮想通貨を送ることができます。
ICOで集めた資金は「TokenChat(トークンチャット)」の開発費に当てられる予定で、販売されるトークンは取引所上場に向けた調整が行われています。
取引所上場と同時に大幅に値上がりした仮想通貨の前例は多く、有望さも含めて注目されているのです。
ICOは2回に分けて実施予定で、2018年2月22日より2月28日まで、2回目のセールが2018年3月1日から3月7まで開催される予定になっています。
TokenChat(トークンチャット)の特徴
・アプリの利用は無料
・ICO終了後1ヵ月を目途に取引所に上場予定
・購入後のトークンの利用価値が不明
TokenChatは仮想通貨をテーマにした無料チャットSNSであり、スマートフォン向けのアプリとして開発予定です。
アプリ開発のための資金を集めるためにICOが行われ、開発費用や宣伝広告費などに資金が使われる予定となっています。
TokenChatの画期的なところは、仮想通貨を日常で利用するために開発されるということです。仮想通貨を実用化するための取り組みなどは多くても、実際に身近に使う機会は少なくなっています。
利用が進まないことが仮想通貨普及のハードルになっている部分があり、利用が進めば市場がより広がる可能性が出てきます。
TokenChatは仮想通貨を利用する人や、仮想通貨を知りたい人のためのアプリケーションです。
チャットSNSとして他のユーザーとコミュニケーションをとったり、掲示板に仮想通貨に関する疑問などを書き込み、様々意見を集めることができます。
また、ユーザー間で自由に仮想通貨の送受信を行えるのも特徴になっています。取引所経由で仮想通貨を取引するだけでなく、チャットで知り合ったユーザー同士で送受信を行うことが可能になるのです。
情報を貰った対価として仮想通貨を支払ったり、チップとして送るといった使い方も可能になります。
メールアドレスと仮想通貨の取引所や各ウォレットの紐付けが行われていることも多く、メール経由で仮想通貨の取引をすることに不安を覚える人もいます。TokenChatを使えばメールアドレスを教えることなく、各種取引が可能になるのです。
また、GPSを使って仮想通貨が実際に使えるお店を検索することも可能になる予定です。支払いの選択肢が増えれば生活が便利になります。
TokenChat経由で支払いを完結させるための機能も実装予定で、仮想通貨を利用してスマホで決済を行うという選択肢が加わることになります。
アプリのダウンロードと利用は無料で、店舗用決済アプリの開発も行われます。
日本以外にも英語版、中国版、タイやインドネシアといった東南アジア圏でもリリースが行われる予定で、仮想通貨普及に貢献する可能性があるのです。
TokenChatが注目される理由とは
発行トークン | TokenChatトークン(コード:TOC) |
発行可能総数 | 1,200,000,000TOC |
販売予定トークン数 | 最大600,000,000TOC 最小25,000,000TOC |
ICOによる販売価格 | 0.0002ETH |
画期的な仮想通貨として注目された仮想通貨は数多くありますが、TokenChatのICOが注目される理由は毛色が違います。
もちろん、無料SNS、チャットアプリケーション、仮想通貨の普及をはかるための仕組みづくりなど長所は数多くあります。
しかし、TokenChatの場合は仮想通貨取引所上場などをロードマップに組み込んでいて、戦略的に価値をあげていく姿勢を明確にしているのです。
また、展開のスピードも特色になっています。TokenChatのICOが終了するのは2018年3月7日の予定ですが、TokenChat用のウォレットは2018年3月中にリリース予定です。
2018年4月には仮想通貨取引所に上場予定で、2018年5月にはアプリがリリースされる予定になっているのです。
店舗決済用アプリが2018年8月と若干間が開きますが、結果が出るまでのスピードにもこだわっているのです。
ICO終了後に年単位で開発期間が存在する仮想通貨も多いため、スピードのある展開で結果が速くわかることは大きなメリットになります。
仮想通貨の世界は価値の急変が珍しくなく、どこに資産を移動させるかで損益が分かれることも多くなります。
時間がお金の変化に直結しやすいからこそ、短いスパンで結果が出ることは大きな魅力となるのです。
ICOに失敗した場合はお金が返金されるだけでなく、上場後にすぐに手放せる可能性があることも人気を集めるポイントです。
取引所上場後に価値が急騰した仮想通貨は数多く、ICOが人気を集める理由の一つにもなっています。最初から見込みがなければ購入自体が成立せず、購入が成立した場合は1ヵ月後には結果がわかります。
上場前に欠点などが露呈して価値が暴落した仮想通貨も存在しますが、上場後すぐに手放せばそういったリスクからも開放されます。
ICOに成功した場合は、TVCMなど広告戦略にも資金が利用される予定です。知名度の高さと利用者の多さはアプリの成功に直結するため、戦略面でも注目されているのです。
ICO・TokenChatリスクとは
注目ICOのTokenChatですが、もちろんリスクも存在します。注目を集めて大量の資金を集めることに成功しながら、開発に失敗した仮想通貨も存在するからです。
ICOに参加するのであれば、投資するのに十分な価値があるか、リスクに見合うリターンを得られるかをしっかりと把握しておく必要があります。
まず、TokenChatは非常に短い期間でICOから取引所上場、アプリのリリースを目指しています。注意したいのは、予定がタイトな分、遅れた場合の影響が大きくなりかねないということです。
取引所の上場自体が遅れれば、上場前から価値が落ち込むことも考えられます。上場を前提とした戦略自体が崩れてしまう可能性があるのです。
上場する取引所がどこになるかもポイントになります。国内取引所に上場した場合は、すぐにトークンを処分して損益を確定させることができます。
しかし、海外取引所へ上場した場合はまずは口座の開設から作業を行わなければならない可能性が出てきます。
上場と同時に価格が上昇し、急下降する仮想通貨が多いため、すでに口座を持っているかどうかでも損益が左右される可能性が出てくるのです。
ICOで販売するトークンの使い道がわからないのもポイントです。資金を集める目的でトークンを発行すること自体は珍しくなく、トークンに価値がないことを明記した仮想通貨も存在します。
プラットフォームを作って普及させることを先決とし、その後広告や手数料を導入して収益をあげることは珍しくないからです。
仮想通貨のICOの場合は、保有するだけで報酬が発生するケースや、取引量に応じて報酬が発生するなど、さらに価値が高める工夫が織り込まれているケースもあります。
トークンを手数料の代わりとして消費できるケースもあります。しかし、TokenChatの場合は完全無料のアプリであり、具体的な利用方法が存在しないのがネックになります。
TokenChatが普及した後に何かしらの価値が付与される可能性はあります。ICOの購入で割引が適用されるなどメリットもあります。
ただし、確実に活用の方法が生まれるとは限らず、将来性を見つめて取引所で売買する以外に価値が生まれない可能性もあるのです。
確実に利益が出せるICOは存在しないため、リスクについて知った上で購入するかどうかを検討した方が良いのです。