仮想通貨には色々な種類があることを皆さんはご存知でしょうか?
この世にある仮想通貨は銘柄ごとに価値が違い、それが絶えず変動するため、株のような性質も有しています。
あらゆる種類の仮想通貨を知っておくこと、そして今後価値が上がると思われる銘柄を購入することで、「儲ける」こともできるかもしれません。
「仮想通貨ってビットコインのことじゃないの?」
「今後価値が上がっていきそうな銘柄は?」
気になりますよね。当記事では仮想通貨の種類や価値についてお話ししたいと思います。
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仮想通貨目次
ビットコインだけじゃない!仮想通貨の種類とは
世界初の仮想通貨は、みなさんご存知ビットコインです。
これはナカモトサトシという正体不明の人物によって開発された仮想通貨で、当初は1BTCが0.225円でしたが、今現在は895,556円にまで高騰しています。わずか7年で価値が398万倍以上に跳ね上がっているわけですね。
リリース当時ビットコインを買ったもののそれを5年間忘れていて、あるときふと思いだして確認してみると、所有するビットコインの価値が1億円以上になっていたというケースもあるそうです。夢のような話ですよね。
みなさんもご想像の通り、仮想通貨は買うことも売ることもできます。
1億円分のビットコインを持っていれば、それを日本円の1億円に換えることもできるわけです。
その場合、ごっそり税金を取られることになるんですけれども、それでも最初はごみくず同然だったものが1個89万円にもなるんですから、すごいですよね。
短期的に売買することで儲けることも可能ですが、長期保有でその仮想通貨の価値が上昇するのを待つのもありだと思います。
今注目の仮想通貨――リップル(XRP)
リップルは仮想通貨の一つで、ビットコインを補助するために作られた仮想通貨です。
ビットコインの取引には10分程度かかります。それがひとつ、ビットコインのデメリットであったわけですが、リップルはなんと数秒で取引が完了するのです。
一度リップルを介することによって、ビットコインの売買がスムーズに行われるようになるんですね。
リップルの価格は、20117年11月20日現在、1XRP当たり26.58円です。100XRP購入するのに2,658円掛かる計算ですね。
この価格は仮想通貨の中ではかなり安い部類と言えると思います。それはリリースからまだそんなに経っていないからでしょう。こちらのチャートを見ると、
リップルは少しずつですが、非常に安定的に価値が上昇しているのがわかりますね。
米新興企業向け株式市場Nasdaqは、リップルは2018年12月までには高騰するという予測を立てています。
個人的には、値段の安いうちに幾らか購入しておきたいと思いますね。長期保有向けの銘柄と言っていいのではないでしょうか。
2番目の仮想通貨――ライトコイン(LTC)
ライトコインは、ビットコインの次に現れた世界で2番目の仮想通貨です。
ビットコインとそんなに仕組みは違いませんが、決済スピードはビットコインよりも速いのが特徴です。
開発者のチャーリー・リー氏は、ビットコインが金貨だとすれば、ライトコインは銀貨だと発言しています。
2017年11月20日現在の1LTC当たりの価格は約8,038円です。
ビットコインに次ぐ取引規模――イーサリアム(ETH)
3.8兆円規模で取引されているのがイーサリアムという仮想通貨です。
より便利で確実な仮想通貨取引を目指して、スマートコントラクトという契約方式を打ち出したことで知られています。
JPモルガン、マイクロソフト、インテルを含む約30社がイーサリアムのシステムを活用するための研究を行う企業同名を結んでおり、このこともあって価格が高騰しました。
2017年11月20日現在、1ETHの価格は約40,132円です。
今後高騰?――ステラStellar Lumens(XLM)
リップルが企業向けの仮想通貨であるのに対し、ステラは個人取引を想定して作られた仮想通貨です。
決済をスムーズに行えるシステムが採用されています。現在の価値は1XLM当たり約4.2円です。価格変動はリップルの価格と連動することが多いようですね。
他にもたくさん通貨はあります
以上、仮想通貨の種類をざっと紹介しましたけれども、当然上記の他にも規模の大小問わず様々な仮想通貨が存在します。
有名どころで言うと、ビットコインキャッシュ(BCH)、Dash(DASH)、Monero(XMR)、イーサリアムクラシック(ETC)などなど、数え切れないほどあるのです。
まとめ――仮想通貨取引のポイント
上に紹介いたしました仮想通貨の他にも色々な仮想通貨が存在しますが、損をしないためには、今後生き残っていきそうな銘柄を購入することが大切です。
ただし、すでに価値が数十万円にもなってしまっている仮想通貨、たとえばビットコインなどを購入すると、ビットコインそのものが消滅してしまう心配はほぼないですが、数パーセント価値が下落するだけで数万、数十万と損をする可能性もありますから、その点は注意が必要ですね。
今後高騰しそうなリリース間もない仮想通貨を購入し、それを長期保有するというのがリスク回避の面でも良いのではないかと思います。
仮想通貨の取引は、「コインチェック」や「ビットフライヤー」(下記参照)といった取引サイトで簡単に行うことができます。仮想通貨を貯めるウォレットも開設してもらえるので、手間いらずです。
みなさんもぜひ、仮想通貨を始めてみてください。自分の持つ仮想通貨が高騰するのを見るのは興奮しますし、楽しいですよ。
ビットコインをはじめとする仮想通貨には、元本割れのリスクがあります。そのことを理解していない人は、仮想通貨に手を出すべきではありません。
「損をするとしたらどのくらい?」
「絶対に儲かるわけではないの?」
初心者のうちは、この辺りのこともよくわからないと思います。当記事ではビットコインの料金とその変動から見える仮想通貨のリスクや、今後の展望についてお話ししたいと思います。
損をすることもある?ビットコインの取引価格
仮想通貨に保証はない
仮想通貨は株と同じようなもの。運用は完全に自己責任であり、儲けられる可能性があるということは、当然損をする可能性もあるということです。
仮想通貨の取引価格は、上昇したり下降したり、急騰したり急落したりと激しく変動します。
たとえば、2017年11月現在のビットコイン1個(1BTC)の取引価格は、取引所だと大体89万円くらいです。
今あなたがこのビットコインを1つ購入したとしましょう。もしかすると今後、ビットコインの価値が上昇して、100万円くらいになるかもしれません。
実際今年11月には、100万円の手前まで高騰したのです。もしそのときに手持ちのビットコインを売却していれば、10万円近く儲けたということになります。
しかし逆に、100万円手前の頃にビットコインを購入した人はどうでしょうか。その後下降線を描き、現在は89万円。10万円程度損をしたことになってしまいますよね。
このように仮想通貨は、購入するタイミングによって、得をすることもあれば損をすることもあるのです。
タイミングの見極め
ですから仮想通貨の売買をするなら、高騰/下落のタイミングを見極めることが重要です。しかしそれは非常に難しいことだと言えるでしょう。
たとえば仮想通貨イーサリアムは、複数の大手企業がそのシステムを活用するための研究を共同で行うと発表してから、一気に値上がりしました。
こういった大きなイベントの後には価格が高騰する可能性が高いんですけれども、そう頻繁に起こることではないでしょう。
傾向としては、長期的に見れば確かに仮想通貨の価値は全般右肩上がりに推移しています。つまり少しずつ価値が上昇しているということです。
また、先ほど述べたような何らかの事件が起こると、価格は一気に高騰し、その後急落して元の価格の同じくらいのところに落ち着くことが多いです。
これが全体としての傾向ですが、マイナーな仮想通貨ですと、一向に価値が上がらない、ずっと右肩下がりである、最悪消滅してしまうという可能性がありますので、注意が必要です。
仮にビットコインが消滅したら
ほとんどあり得ないことではありますが、もし仮に、今あるビットコインがすべて無価値の物になってしまったらどうなるのでしょう?
これに価値を見出す人がひとりもいなくなって、通貨としての価値を喪失してしまったら、あなたが投資した分のお金はどうなるのでしょうか。
もうお分かりですね。この場合、投資した分だけ損をすることになります。
89万円のビットコインが0円になってしまった、そうするとあなたは、ビットコインを購入するのに使った金額、89万円を丸々損をすることになるわけです。
先述しましたが、これはビットコインの場合はほとんどあり得ない事柄だと言えるでしょう。
すでにもっとも有名な仮想通貨として定着し、1BTCが89万円台になっているわけですから、これがいきなり消滅するというのは考えにくいことです。
しかしながら、ビットコイン以外の、マイナーな仮想通貨の場合は、「消滅する」ということが本当に起こり得ます。
したがって、仮想通貨の取引をするなら、今後長く生き残っていきそうな銘柄を購入すること、そして投資の金額を、丸々失っても構わない程度に収めることが大切です。
息の長そうな銘柄
それでは今後長く生き残りそうな銘柄とはどれなのでしょうか?
ビットコインはもちろんですが、その他にも色々とあります。国内のビットコイン取引所「コインチェック」の取り扱い銘柄を基準に考えると良いでしょう。
ここは有望な仮想通貨しか取り扱っていません。現在コインチェックが取り扱っている銘柄は以下の通りです。
これらの仮想通貨を購入しておけば、とりあえず消滅の危険性はないと思います。あとは得をするか損をするかですが、リスクの低さで選ぶならリップルやネムでしょう。
これらの仮想通貨は2017年11月20日現在、1個30円未満です。仮想通貨全体の価値が右肩上がりに推移している現在、これらの安価な仮想通貨を購入しておけば、得をする可能性は高く、またもし損をしたとしてもせいぜい数万円程度でしょう(大量購入した場合は別)。
初心者のうちは1万円、2万円程度の投資から始めるのが良いのではないでしょうか。ちなみに、ビットコインは、
このように価格が右肩上がりになっております。安かった頃に購入した人は大儲けでしょうね。
仮想通貨のリスクまとめ
以上、ビットコインの今の料金や価格変動、仮想通貨のリスクについてお話しいたしました。
業界全体が盛り上がっている今が買い時と言っていいかもしれません。ビットコインは1BTCよりも小さな単位、たとえば数百円程度で小売りされてもいますので、89万円を支払わなければ購入できないというものではありません。
みなさんもこれを機にひとつ、投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
仮想通貨を始めるなら、知っておかなければならないのが「スプレッド」の存在。これを知らずにむやみに取引をすると、要らぬ損をしてしまうかもしれません。
「なるべくリスクを減らしたい」
「損をしない方法が知りたい」
そう思うのならスプレッドくらいは知っておかなければなりません。
当記事では販売所と取引所の違い、そして「スプレッド」とは何なのかをご紹介いたします。
販売所で取引すると損!?スプレッドとは何か
販売所とは
スプレッドについて知るには、まず仮想通貨の「販売所」と「取引所(交換所)」の違いを知らなくてはなりません。ここではまず販売所とは何かについてご説明いたします。
仮想通貨販売所とは、簡単にいえば金券ショップのようなものです。
あらゆる仮想通貨を販売するのはもちろん、買取も行っているのが販売所で、ここで取引を行う場合、取引相手は個人ではなく、その販売所を運営する「企業」ということになります。
販売所の特徴は、以下の二つです。
2.販売所の提示する価格で確実に取引できる
企業と取引をするので一定の安心感があります。
また、個人と取引をするには、「買い」を希望する人が見つかることが条件ですが、企業の運営する販売所では、こちらの売りたい分を買い取ってくれるので便利です。
先ほど「金券ショップ」と言いましたが、仮想通貨の販売所はネット上にあるものです。街中を探しても見つかりませんのでご注意ください。
取引所(交換所)とは
仮想通貨取引所とは、株式の売買を行う場所と似たことが行われている仮想通貨の取引所です。
販売所では、企業と取引をすることになると言いましたが、取引所の場合、取引相手は個人。売りたい人、買いたい人が集まっていて、彼らが個人的に取引を行います。
1ビットコインを相場通りの価格で売りたい人と、同じく1ビットコインを相場通りの価格で買いたい人がいたときに、取引が成立するわけです。特徴を簡単にまとめてみましょう。
2.売買注文の板にある価格で取引が可能
まあそのままですね。ここまででわかりにくいところは無かったと思います。
それではいざ、スプレッドとは何かについて見てみましょう。
スプレッドとは
スプレッドとは、仮想通貨1個当たりの「購入価格と売却価格の差」のことです。
たとえばビットコイン販売所であるビットフライヤーを見てみましょう。2017年11月27日、17:00現在、ビットフライヤーのビットコイン1個当たりの購入価格及び売却価格は以下の通りとなっております。
4万円くらいの差がありますよね。もしビットフライヤーで1BTC(ビットコイン)を購入し、直後にそれをビットフライヤーに売却すると、43,893円損をしてまいます。
この43,893円という、購入価格と売却価格の「差」こそが「スプレッド」です。
金券ショップでは、金券を多くの場合、安く買い叩かれますよね。
そしてその金券が原価に近い値段で販売されたりする。仮想通貨の販売所は性質的に、それら金券ショップと似ていると言えるわけですね。
そのことは、取引所での売買価格、つまり個人間での売買価格を見れば明らかです。
取引所のほうがお得?
たとえばコインチェックなどのホームページを見てみてください。
このような表があるはずです。
これは1ビットコイン当たりの売買価格をコピペしたものですけれども、「売」とついているのは「売り注文」つまり1BTC当たりの売却価格のことであり、上の例では最安が約1,085,325円となっていますね。この価格でなら売ってもいいよー、ということです。
これに対して、売却価格の下にある「買」は「買い注文」のこと。つまりビットコインが欲しい人が、この価格でなら買いますよ、と言っているわけです。
上の例ですと、1BTCに1,085,210円出しますよと言っている人がいるということになりますので、その人にビットコインを売るのが一番お得ということになります。
それではこのケースでスプレッドを考えてみましょう。
売却(可能)金額 1,085,325円
差額は115円、つまりスプレッドは115円です。販売所のスプレッドとはえらい違いですよね。
皆さんもうすでにお分かりかと思いますが、仮想通貨は販売所で購入したり、売却したりするよりも、取引所でそうしたほうが「安く買えるし、高く売れる」のです。
まとめ――販売所の意義
以上、販売所と取引所の違い、スプレッドについてご紹介いたしました。
やはり基本的には、取引所で個人と売買を行ったほうがよいでしょう。
しかし販売所にメリットがないというわけではありません。個人間で取引する場合、購入できる仮想通貨の量には上限があります。
1BTCしか持っていない人から2BTCを買うことはできませんよね。ビットコインをたくさん欲しければ、それだけたくさんの取引をする必要があり、面倒です。
販売所ならいっぺんに同価格で大量の仮想通貨を購入できるので便利です。大口の取引には販売所が良いでしょう。
また、とある仮想通貨の価値が暴落したとき、取引所には売り注文が殺到し、逆に買う人が少なくなります。
買い手がつかないうちにどんどん価値が下落して、ごみくず同然になってしまう……そんなこともあり得るわけですね。
しかし取引相手を個人ではなく企業にすれば、とりあえず今ある分を買ってもらうことはできるでしょう。
買い叩かれることは必定ですが、手をこまねいて見ているだけ、という事態には陥らないわけです。
そこまでの暴落が起こる可能性は低いのですが、もしそういうことがあったときには販売所を利用すると覚えておくことが大切です。
仮想通貨ってややこしいですよね。かくいう私もパソコンや理数系がヒジョーに苦手であります。
マイニングだなんだと躍起になっている人がいるけれど、何だか難しそうだし手を出すのはやめておこうと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし仕組みを理解すれば、私のようなパソコン&理数系ド音痴でもなんとか、「やってみようかな」と思えるくらいにはなります。
「そもそも仮想通貨ってなんだよ意味不明だよ」
「マイニング? わかりにくい言葉使ってんじゃないよ」
そんな私のようなパソコン苦手、理数系苦手の人々に向け、この記事ではどのサイトよりもわかりやすく、犬や猫でもわかるくらいにわかりやすく、仮想通貨とマイニングについてお話ししたいと思います。
そもそも仮想通貨ってなに?マイニングの意味は?
円でもドルでもないお金
仮想通貨とは、簡単にいえば「世界共通の通貨」です。そして「電子マネー」です。ネット上での取引に使う、世界共通のお金と考えればOKです。
たとえば、あなたが今アメリカにいたとします。そして何かを購入するとします。あなたは1万円札を出す。
するとアメリカ人の店員は「Huh?」と顔をしかめることでしょう。なぜなら日本円での支払いを受け付けていないからです。ドルの国で買物をするには、円をドルに換えなければなりません。
しかし仮想通貨は、世界各国の人々が、ビットコインだったらビットコインというふうに、同じものを使っていますので、円をドルに換えるといった作業は不要です(まあ、円を仮想通貨に換える必要はあるわけですが)。
これはわかりやすく言えば「ユーロ」のようなものでしょう。ユーロは欧州25か国で使える通貨ですが、仮想通貨は仮想通貨を使っている人の間で自由に使えるお金です。
たとえば日本円をいくらかユーロに換えると、そのユーロはヨーロッパの25か国で使えますよね。
仮想通貨の場合、日本円を仮想通貨に換えると、仮想通貨を使用しているユーザー同士で自由に使えるのです。これをもうちょっとわかりやすく説明します。
たとえば、あなたが1,000円分のアマゾンギフト券を持っていたとしましょう。それを持って田舎の古本屋に行きます。
そこのご主人に「なあおやじさん、この本とこの本をアマゾンギフト券1,000円分と交換してはくれまいか。お釣りはいらないよ」と言います。
するとご主人は「アマゾンギフト券?うちはパソコンもないし、そんなの貰っても意味ないよ」と答えます。この場合、当然アマゾンギフト券と本を交換してもらうことはできません。
しかしその古本屋のご主人がアマゾンをよく利用する人だったらどうでしょうか。
パソコンを持っていて、ギフト券の使い方を知っていたらどうでしょうか。もしかすると交換に応じてくれるかもしれませんよね。
先ほど、仮想通貨は仮想通貨を使用しているユーザー同士で自由に使えるといいましたが、その意味はこういうことです。
仮想通貨を使っていない、興味が無い、そもそもパソコンを持っていない。そんな人にとって仮想通貨は無価値です。
しかし仮想通貨を使っている人にとって、それは価値あるものですから、仮想通貨を用いた取引に応じてくれるかもしれない。
そのことを理解しておけば、仮想通貨はどういったものなのか、この基本は押さえたということになります。
マイニングってなんぞや?
マイニングとは「採掘」を意味しているそうですが、こんなこと聞いてもパソコンど音痴には何が何やらわかりません。
これはいったい何なのか?なぜこれをすることに躍起になるのか?わかりやすくご説明いたしましょう。
それにはまず、仮想通貨の取引について知っておかなければなりません。ここではビットコインで考えてみたいと思います。
ビットコインとは仮想通貨のひとつです。聞いたことのある人も多いでしょう。
ビットコインは仮想通貨なので、ビットコインを使っているユーザーで取引に用いられます。しかし仮想通貨は電子マネー。
直接のやり取りがありませんから、自分の取引がちゃんと成立したかどうか、不安ですよね。
ですからその取引のデータは、ネット上に記録しておかなければなりません。後になって「おいまだ支払われてねーぞ」とか言われたら困るでしょう。
さて、この取引データの記録には、当然パソコンが用いられます。
AさんがBさんにいくら送金しましたみたいなデータが次から次へと記録されていくわけですが、ビットコインは電子マネーのように気軽に使える代物ですから、毎日のように膨大な数の取引が行われているため、追記処理が非常に大変なんですね。
マイニングとは、これもものすごく優しく言えば、「その処理を自分のパソコンで手伝い、その処理に成功したらビットコインが貰えますよ」というものです。
ビットコインの取引は、取引台帳にどんどん記録されていきます。しかしそれが本当に正しいのかどうか、誤りはないかどうか、しっかりと確かめなければなりません。
取引台帳にあるデータと実際の取引のデータが一致するかどうか、ひとつひとつ確認していかなければならない、と考えておけばたぶん大丈夫なはずです。
そして取引台帳にあるデータと実際の取引データに誤りがないことを発見した人物には、ビットコインが付与されます。つまり「協力費が支払われる」ということですね。
取引1件ごとに、そのデータが正しいかどうか確かめるのに協力し、正しいことを証明してみせた人には賞金が支払われるのです。
マイニングへの参加の仕方
それではマイニングにはどのようにすれば参加できるのか。MINER GATEというアプリをダウンロードし、アカウントを作成すれば気軽に参加できるようです。
ビットコインが欲しいのであれば、アプリを起動させてビットコインをクリック。あとは勝手にパソコンがやってくれます(ビットコインを貯蓄できる口座=ウォレットを持っていないと無意味なので注意)。
しかしこれ、簡単に参加できるのはいいですが、大体「赤字」になりますからね。
何故かというと、マイニング1回の成功(24時間くらいかかる)に支払われるビットコインはわずか数円程度だからです。
パソコンを使っている間は電気代がかかりますよね。つまり電気代を差し引くと赤字になるということです。
これを黒字にするには、マイニング専用のスーパーハイスペックマシンが必要で、用意するのに数百万かかります。
会社一丸となってこれに取り組むのならいざ知らず、個人が、しかも家のパソコンで稼ぐなんていうのは夢物語でしょう。
もちろん、マイニングを行う仮想通貨の種類によっては若干の黒字になることもありますが――その額は微々たるものです。
まあとりあえず仮想通貨を使ってみたい、無料で手に入れたいという方には、おすすめですかね。
仮想通貨とマイニングまとめ
以上、仮想通貨とマイニングについてお話しいたしました。
この手の世界には専門用語が死ぬほど出てきますので、わかりにくいことこの上ないですね。ここまでかみ砕いて説明してくれる人もそうはおらず、始めるのに難渋します。
仮想通貨は、仮想通貨を使用しているユーザー同士で使える電子マネー、そしてマイニングは、取引の記録を手伝うこと、それによって若干の仮想通貨を得ることだと覚えておけばOKです。
マイニングは元手がなくてもできるので、まずはウォレットを作って、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。